ミュージカル「キャバレー」

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金曜日に、ミュージカル「キャバレー」を見に行った。
ライザ・ミネリー主演の映画版でおなじみのミュージカルの古典的名作を、映画監督のサム・メンデスが演出してブロードウェーでリバイバル・ヒットさせた作品のフランス人キャスト版。

自由でデカダンスな雰囲気の1930年代のベルリンのキャバレー、キット・カット・クラブを舞台に、アメリカからやってきた小説家とアメリカ人の歌手の恋物語を軸に、台頭しつつあったナチズムの脅威を描いたミュージカル。

もちろん作品そのものもすばらしいが、今回、これを普通の劇場ではなく、パリの老舗のミュージック・ホールであるフォリー・ベルジェールで上演するという趣向が評判を呼び、ロングラン中。

フォリー・ベルジェールは、かつてジョセフィン・ベーカーが一世を風靡したレビューの本場。当時は有名人の社交場として豪華で華やかだった内装が、今やほこりをかぶってまるでお化け屋敷のような様相を呈しているが、それがまたなんともいえず年代を感じさせて雰囲気満点。1階の客席をキャバレーの客席に見立てて、小さなテーブルと赤いランプを置き、観客は食べたり飲んだりしながら観劇できるので、場内に入るや、まるでミュージカルの舞台であるキット・カット・クラブそのものの中に入り込んだ気分にさせてくれる。
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フランス人キャストも充実していて、迫力の舞台。フランスは、最近でこそ「十戒」などのミュージカル・スペクタクルを製作しているが、あまりミュージカルは盛んではないのに、こんなに歌って踊れて演技できる役者がいたとは驚き。特に、狂言回し的な役柄で影の主役であるキャバレーのMC役のFabian Richardが、歌も踊りもすばらしい上に、ボー・ギャルソン!だったのが、個人的には大満足。

どのくらいボー・ギャルソンかといえば、興味のある方はこちらをどうぞ⇒キャバレー
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by MadameSanma | 2007-07-08 22:46 | イベント&スペクタクル
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