教会のコンサート

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パリの教会では時々コンサートが開かれる。特にノートルダム寺院からセーヌ川をわたってすぐのサンミッシェルにあるサン・ジュリアン・ル・ポーブル教会というところでは、ほぼ毎日のようにピアノやチェロなどのコンサートが開かれているので、のぞきに行ってみた。

パリで一番古い12世紀の教会だそうだが、こじんまりとして小さいので、室内楽にはぴったりだし、ロマネスク様式の丸天井の教会は、確かに音響効果バツグンである。コンサートといっても有名な演奏家が来るわけではないし、いかにも観光客相手ではあるが、教会のガラス窓から差し込む光が段々と夕闇へと移りゆくのを眺めながら、ランプに照らされた正面の祭壇を飾るイコンをバックに演奏されるピアノを聴くのは、なかなかロマンチックで風情がある。
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近くには観光客相手の活気溢れるレストラン街もあるので、そこでワインを飲みながら食事をして、時折一昔前のパリを舞台にしたアメリカ映画に必ず出てきたバラ売りの少女ならぬバラ売りのオジサンがレストランに入ってくるので、彼にせがんで赤いバラを買ってもらって、その香りを嗅ぎながらコンサートを聴いたら、「パリってなんて素敵なの♪」と旅情をかきたてられること間違いなし。

ちなみにこの日は、ヘルベルト・デュ・プレシスというピアニストが演奏するリストとショパンのピアノ小曲集。コンサート後には彼のCDも買えて、その場でサインもしてもらえる。

Eglise Saint-Julien-le Pauvre:1, rue St-Julien-le Pauvre 75005 Paris
地下鉄St.Michel 下車
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by MadameSanma | 2007-07-14 01:25 | パリ
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