プロヴァンス村:ヴェゾン・ラ・ロメーヌとクレステ

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ヴェゾン・ラ・ロメーヌ(Vaison-la-romaine)は、オヴェーズ川を挟んで、北側に紀元前のローマ遺跡、対岸の高台には12世紀の美しい中世都市と、時代の異なる2つの見所を持つプロヴァンスの観光名所のひとつである。ここもマザンから車で20分ほどのところにあり、やはりタクシーを半日お願いして行ってみた。二つの地区をつなぐローマ橋。
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紀元前2世ごろ、ローマ帝国はこの地にあったケルト民族の村を征服して、この地方を支配するための重要な町のひとつを作った。その時代の裕福な一族の家や、円形劇場、公共浴場などの跡が、今も残っている。
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遺跡美術館に保存されている当時のモザイク。
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対岸の中世都市は、山の斜面に張り付くようにして作られ、狭い石畳の道が古い家並の間をぬって、高台の城まで続いている。
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道の途中で売っていたリボンを織り込んだラヴェンダーの花束。
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頂上にある城は12世紀にトゥールーズ伯が建てたもので、15世紀に要塞化され、見張りの兵士たちが居住していたそうな。
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ここからの景色はとてもすばらしい。
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プロヴァンスの風に吹かれて瞑想にふける稀典氏。
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ピーター・メイルのおかげで、静かなプロヴァンス村のいくつかがすっかり観光化されてしまったらしいが、それでも、いまだに昔のままの面影をとどめる村も残っている。

ホテルの人に教えてもらって行ったのが、ヴェゾン・ラ・ロメーヌの近くにあるクレステ(Crestet)という村。
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クレステ村の入り口にある洗い場。
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古い教会の鐘楼とその前にある苔むした泉。
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歴史の流れの中でそこだけ時が止まったかのような石造りの町並みと道。
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緑の山並みを背景にそびえる十字架。
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頂上にある今は廃墟となった城跡で雄大な風景を眺める稀典。
「伊豆の大室山の景色みたいだね」by未だに自分がどこにいるかよくわかっていない稀典
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クレステは、おみやげ物屋さんやレストランが並ぶヴェゾン・ラ・ロメーヌに比べると、静かでひっそりと眠るようにしてたつ村。あたりの自然と溶け込んで何世紀もずっと変らない素朴な古い石の建物に囲まれていると、私まで時間のエア・ポケットに吸い込まれてしまいそうで、そのままいつまでも眺めていたい、そんな立ち去りがたい思いでいっぱいにさせられる。

Vaison la romaine
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by MadameSanma | 2007-08-18 01:00 | パリからの旅
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