パリの板さん

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パリの日本料理屋さんといえば、これみよがしに招き猫とか五月人形とか飾ってあったりするのだが、先日パンテオン付近を歩いていたら、「研二」とだけ染め抜いた麻の暖簾がかかるシンプルな店構えのお店を発見。気になって覗いたら、カウンターの向こうで、小柄な日本人の板前さんがせっせと下ごしらえをしていた。こちらではめったに日本料理屋さんに行ったことはないのだけど、その真摯な横顔に引かれて、行ってみることにした。東亜亭。

内装もアールデコ調でシンプル。
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一番安い35ユーロのコースメニューは、突き出し、アラカルトから選ぶハーフサイズのメイン2種類、ご飯&味噌汁、デザート。本日の突き出しは、さつま揚げ、マグロの甘辛煮、エビのプリプリ揚げ。
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これは日本酒を飲まなくちゃということで、ムッシュは日本酒を注文。
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アラカルトメニューは、天ぷら、お刺身、お寿司などの日本料理のほか、フランス料理を和風テーストを加えてアレンジした料理が15種類ほどあり、コースメニューは、その中からハーフポーションで2種類選べる。イカのバター炒め、醤油風味。バターとお醤油って合うのよね。
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ポーチドエッグつきハンバーグ。懐かしいニッポンの洋食風。
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カモのロースト、チェリーソース、フォアグラ添え。フォアグラをご飯に乗せて食べると意外と美味しい!
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見ていて面白かったのは、お客さんが日本人だとご飯と味噌汁は最後に出てくるけど、お客さんがフランス人だと味噌汁は最初に出される。フランス料理ではスープは前菜だから。
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純粋な日本料理屋さんというより、看板にもEuro-Japonaisと書いてあるとおり、フュージョン系というべきか。ただ、和食の基本はきちんと押さえてあるので、今回は食べなかったけど、天ぷらなどの純粋な和食メニューも真っ当jな味が期待できそう。、板さんは、日本料理とフランス料理の修業をして、パリに念願のレストランを開いたそうで、どの料理も、丁寧な仕事が感じられて、美味しい。お客さんは圧倒的にフランス人が多い。外のテラス席に座ると、目の前にパンテオンの夜景が見える。
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ASIA-TEE KENJI: 
47 rue de la Montagne Ste.Genevieve 75005 Paris
Tel.01 43 26 39 90
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by MadameSanma | 2007-09-09 16:48 | グルメ
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