もちろんお城もあるが、ソミュールといえば有名なのは国立の戦車博物館。 世界有数の規模で、第一次大戦から第二次大戦、現代にいたるフランス軍の戦車を中心に、ヨーロッパ各国やアメリカ、戦争中に捕獲したソ連軍の戦車など、100台あまりが展示されていて、マニアにとっては憧れの場所。実物大のジオラマ仕立ての迫力の展示もあり、見ごたえ十分。でも、館内で写真撮影をするためには、入場料のほかに10ユーロ払わなければならず、そこまでの趣味のないサンマは10ユーロをケチって写真はなし。興味のある方は、「ソミュール 戦車博物館」で検索すると、ここで至福の一日を過ごした方々の詳細なレポートがヒットするのでそちらを参照のこと。特に日本が誇るプラモデル・メーカーのTAMIYAのサイトでは、ここで録音した戦車のエンジン音も聞ける。ちなみに、TAMIYAはこの実際のエンジン音を組み込んだ戦車のプラモデルを販売しているそうな。博物館のお土産物売り場でも、TAMIYAのプラモデルをいっぱい売っていた。個人的には、ベルリンから贈られたという大きなベルリンの壁に触れたのが一番印象的。 写真は、無料で撮影できる戸外に展示されていたフランスが誇る最新鋭戦車のルクレール。 こちらは第二次大戦中にアメリカが開発したシャーマン。 戦車といっても、いろいろな形があるもんだ。 ソミュールは、10世紀にさかのぼる起源を持つ城のふもとに広がる落ち着いてきれいな城下町。泊まったホテルの部屋の窓から見たローワル川。 お城のように見えるこの建物は、市庁舎。 旧市街には古い建物が残されている。 泊まったホテルも18世紀の建物で、この階段の写真は市の観光パンフレットにも載っている。 町中が花で飾られている。 ちょうど馬車のコンクールが開かれていたのだが、カポカポという馬の蹄の音がよく似合う町。 荷台に乗ったワンコに注目。 ソミュール城は、何年か前に城壁の一部が倒壊したため、現在は修復工事中で内部は見学できないが、こじんまりとして形の良いお城。 高台にあるので、ロワール川をはさんだ市内が一望できる。 お城のすぐ横にもレストランがあるが、お城を抜けて、跳ね橋を渡ったお堀の向こう側に、その名もバー&ブラスリ「パノラマ」という景色の良いお店を発見。お城のパーキング脇。 お城の全景と市内が見渡せる絶景を楽しみながら晩御飯。 カモのロースト、コニャックソース。年配の夫婦が経営するとても親切で感じが良いお店。 デザートのコーヒー・パフェ。 食事をしているうちに日が暮れて・・・。明日もお天気だといいな。 続く。 Saumur観光局 パリのモンパルナス駅から直行のTGVに乗れば2時間。ただし本数が少なく、アンジェで地方特急に乗り換える場合は2時間半前後。 MUSEE DES BLINDES 戦車博物館 戦車博物館は町の中心から少し離れていて、一応バスもあるらしいが停留所がわかりにくいのでタクシーを利用したほうが便利。8ユーロくらい。帰りも博物館の受付でタクシーを呼んでくれる。ただし台数が少ないので、30分以上待たされることもあり。
by MadameSanma
| 2007-09-17 15:13
| パリからの旅
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