アラビアン・ナイトの夢 : マラケシュ Marrakech

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寒さとストで混乱するパリを逃れて、地中海を隔てたアラビアン・ナイトの世界、マラケシュへ。マラケシュは、カサブランカや首都ラバドに次ぐモロッコ第三の都市で、1000年の歴史を持つ古都。北アフリカ最大規模のメディナ(城壁に囲まれた旧市街)がある。パリからは飛行機で3時間。

写真は、当時マラケシュを首都としていたムワッヒド朝の君主が12世紀に建てたクトゥービア・モスクのミナレット(モスクに付随して、礼拝の時刻を告げる塔)。この時代は、スペイン南部のアンダルシア地方もモロッコの領土の一部で、このミナレットは、スペイン文化とイスラム文化が融合したイスパノモレスク様式の白眉だそうな。77メートルもの高さがあり、マラケシュのランドマーク。

メディナの中心は、ジャマエルフナ広場。大勢の人と車と屋台が混然として存在する中世そのままの場所で、その奥に迷路のような広大なスーク(市場)が広がっており、広場とその周辺全体が、ユネスコの世界遺産に指定されている。
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広場のモスク。
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広場の回りには様々な物を売る店が立ち並ぶ。
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名物のオレンジ・ジュースの屋台。
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モロッコで欠かせないミント・ティーに入れるミントを売る屋台。
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豆類やイチジクを売る屋台。
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伝統の衣装に身を包んだ水売りのおじいさん。ただし今は観光客向け写真モデルが本業らしく、「フォト、フォト」と言って近づいてくる。
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スークの屋根。林立するパラボナ・アンテナにびっくり。
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広場の回りには、2階や3階にテラスを設けて、高いところから広場を見物できるようになっているカフェがいくつもある。やがて明かりが灯り始め・・・。
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日が暮れて、あたりが暗くなると、今度は食べ物の屋台がいっせいに店開きして、広場には美味しそうな匂いと煙が立ち込める。
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屋台は、それぞれ、シシカバブ、揚げ物、煮込み料理、ソーセージ、スープ、デザートと、料理ごとに分かれてまとまって並んでいる。しかも屋台には番号がつているのでわかりやすい。
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羊の頭肉の煮込みを売る屋台。
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カタツムリの屋台。
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ジャマエルフナとは、アラビア語で「死者の集会」を意味するそうで、かつて公開処刑が行われた場所であることに由来するらしいが、こうしてあたりが真っ暗になると、時を越えてさまよう魂たちが姿を現しても、全然不思議ではないような気がしてくる。
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真っ暗なので写真は撮れなかったが、食べ物の屋台のほかに、蛇使いなどの見世物や占い師、金魚すくいならぬコーラすくいなど、まるでお祭りのような光景が毎晩繰り広げられる。
次回はスーク編。
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by MadameSanma | 2007-11-20 07:33 | パリからの旅
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