迷宮に迷い込んで - マラケシュのスーク

c0120649_15503261.jpg


マラケシュのスーク(市場)は、11世紀の昔から南北を旅するキャラバン隊にとっての交通の要衝で、ラクダを引いてやってくるベルベル人たちが様々な宝物を持ち寄る場所でだったらしい。かつては骨董品市場としても知られ、映画の中でインディー・ジョーンズが失われた聖杯を求めてやってくるのもマラケシュだそうな。
c0120649_1555187.jpg


混沌としているように見えるが、内部は、絨毯、布製品、バッグなどの皮小物、陶器、銅製品など、それぞれ扱う品によっていくつもの小さなスークに分かれ、名前もついている。
c0120649_15551983.jpg


また商人が経営する店のほかに、皮なめしや木工、鍛冶屋 織物職人などが作業をするアトリエもある。スーク内では、ロバが今も重要な運搬手段。
c0120649_15565310.jpg


c0120649_1557846.jpg


一応メイン・ストリートというべき道が2本あるのだが、曲がりくねっているし、様々な脇道があるので、あっという間に自分がどこにいるのかわからなくなる。でも、迷っていると、必ず道端から「○○広場はあっちだよ」とか「XX宮殿ならこっちだよ」と声がかかるし、お小遣い稼ぎの押しかけガイドを買って出る子供たちも大勢いる。どうせ50円とか100円程度なので、本当に迷ったら、「○○まで連れて行ってよ」と頼ってしまうのも手である。
c0120649_1558013.jpg


あるいは、近くを歩いている外国人観光客に「私はどこにいるのでしょう?」と尋ねてみる。すると、「いやー、僕たちも迷ってるんだよ。アハハ」と言われ、様々な国籍の観光客が3~4人集まって、地図を見ながらあれこれおしゃべりするのも楽しい。
c0120649_15582448.jpg


それに何より不思議なのは、もう本当に右も左もわからなくなって、足の向くまま気の向くまま歩いていると、突然行きたかった場所に到着してしまうことが1度ならずあり、これもアラビアン・ナイトの魔法かしら。いずれにしろ治安は良いので(と言っても、外国にいることを忘れてはいけません)、迷うことを恐れずに、迷うことを楽しむべき場所。
c0120649_15584725.jpg


扉の向こうは、アラジンの洞窟のよう。
c0120649_15593878.jpg


ベルベル人のバブーシュと呼ばれる皮のスリッパ。
c0120649_160255.jpg


ミントティー・セット
c0120649_1602171.jpg


魔法のランプ?
c0120649_1605023.jpg


お菓子屋さん
c0120649_16135843.jpg


ここはスークの中にある20世紀初頭まで奴隷市場だった場所で、今はスパイス広場と呼ばれている。
c0120649_1623198.jpg


カフェのテラスからみた広場とスークの屋根。うーん、地震があったらひとたまりもないだろうなぁ。
c0120649_1625824.jpg


へナを売るおばさん
c0120649_1645159.jpg


スパイス類を売るおじさん。
c0120649_1632119.jpg


モロッコの女性は、スカーフを被っていない人も多いが、年をとった人の中にはすっかり顔を隠している人もいる。
c0120649_16305253.jpg


ベルベル風衣装のおじいさん。
c0120649_1631193.jpg


c0120649_16165385.jpg


次回はマラケシュ見所編。
[PR]
by MadameSanma | 2007-11-21 16:25 | パリからの旅
<< マラケシュ観光名所 アラビアン・ナイトの夢 : マ... >>