ヴォルヴィコント城 Vaux-le-Vicomte

c0120649_1441319.jpg

パリ近郊にあるヴォルヴィコント城は、17世紀にルイ14世の大蔵卿だったニコラ・フーケの城館。資産家で教養ある趣味人だったフーケは、当時最高の芸術家たち(建築家のルイ・ル・ヴォー、画家のシャルル・ル・ブラン、造園家のアンドレ・ル・ノートル)を用いて城を建築。そして、1661年8月、ルイ14世を招いて、この城で、フランス史に残るほどの盛大な宴会を催すが、それが彼にとっての運のつきとなる。。。

c0120649_1442619.jpg
もともとフーケに良い感情を持っていなかったルイ14世は、ヴォルヴィコント城の素晴らしさに嫉妬して、今で言えば公金横領みたいな罪でフーケを逮捕させてしまう。結局、フーケは終身刑に処せられ、ピネローロの要塞に幽閉されて生涯を終える。

c0120649_14422927.jpg
その後、ルイ14世は、ヴォルヴィコント城を作ったスタッフをそのまま使って、ヴェルサイユ宮殿を建設することになる。

c0120649_14424742.jpg
このフーケが、かの仮面の男だったという説もあるらしい。ちなみに、デュマの小説「三銃士」で有名なダルタニャンは実在の人物なのだが、王の命を受けてフーケを逮捕しに来たのが、このダルタニャンだったそうな。

c0120649_14431063.jpg


浴室。当時、お風呂は、日常の衛生活動ではなく、病気を治すための治療行為だったそうな。
c0120649_14433841.jpg


食堂。
c0120649_14435656.jpg


台所。ルイ14世を招いた宴会で料理を担当したのは、ジェラール・ドパルデューの映画でも知られる当時最高の料理人と言われたフランソワ・ヴァルテール。
c0120649_14441546.jpg


フーケの死後、城は様々な所有者の手に渡り、今も個人の所有。
c0120649_14444879.jpg


c0120649_1445377.jpg


c0120649_14451896.jpg

パリのリヨン駅か北駅から、RERのD号線で、Melun下車。夏の間の土日は、駅から城までシャトルバスがあるが、それ以外は、タクシーで10分ほど。
[PR]
by MadameSanma | 2008-06-19 14:50 | パリからの旅
<< セネガル料理  17世紀のお城でコスプレ大会?... >>