カルチェ・ラテンにあるフランスの偉人をまつるパンテオンは、フランス新古典主義を代表する建物。 でもパンテオン見学前にまずは腹ごしらえ?のランチ。日本にも進出済みのコスト・パフォーマンスの良さで人気のビストロ、ル・プレ・ヴェールで。前菜は、イワシのエスカベーシュ。 メインは、トロトロに柔らかい子豚のクリーム・ソース。 デザートは、アプリコットのコンポートとナスのアイスクリーム?! パンテオンは、もともと18世紀にパリの守護聖人である聖ジュヌヴィエーブのために建てられた教会であったが、革命期に俗化されてフランスの偉人を祀る墓所となったそうな。 フーコが、地球が自転していることを証明するために初めて振り子を吊るして公開実験を行ったのが、このパンテオンの大ドーム。 パンテオンの地下墓所に眠るのは、ディドロ、ルソー、ユーゴ、ゾラ、デュマ、マルローなどなど。写真は、キュリー夫人のお墓。 パンテオンの隣にある15世紀のサン・テチエンヌ・デュ・モン教会にも、パスカルやラシーヌのお墓がある。 さて、早くもオヤツの時間となり、パンテオン近くの横丁にあるサロン・ド・テのサロン・デュ・パンテオンへ。カトリーヌ・ドヌーブが内装デザインを担当したというお洒落な店内は、広々としてテラスから差し込む光も明るいとても居心地の良い空間。 チョコとノワゼットのケーキ。奥に見えるのは柑橘類のケーキ。かなりボリュームがあり食べきれるかしらと思ったけれど、美味しくて気付いたら全部食べちゃって、恐るべき私の胃袋。 古い映画館の2階にあり、表には看板も出ていないまさに知る人ぞ知る隠れ家的カフェであるが、私の胃袋よりさらに恐るべきはニッポンのマスメディア。私たちが行ったとき、雑誌の撮影隊がパシャパシャとフラッシュを炊いて撮影中で、せっかくの素敵な雰囲気が台無しでちょっとがっかり。 Le Pre Verre : 8 rue Thenard 75005 Paris 地下鉄:Maubert-mutualite Salon du Pantheon : 場所はナイショ?! サンミッシェル大通りからパンテオンに向かう通りを左に入った横丁に面している。
by MadameSanma
| 2008-07-24 15:26
| パリ
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