2007年 09月 21日 ( 1 )

オペラ カプリッチョ

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9月に入りオペラ・シーズンが始まった。日本ではめったに見ないけれど、せっかくなのでオペラ・ガルニエ座にR.シュトラウスの「カプリッチョ」を見に行った。座り心地や見易さの点では、新しいバスチーユ座のほうが上なのだけど、ガルニエ座のこの絢爛豪華な世界はやっぱりオペラにふさわしい。
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「カプリッチョ」は、音楽家と詩人の二人に求愛されて、「どっちにしようかしら。アタシ、困っちゃうわ」と悩む若き美貌の未亡人のお話。オペラにおいて音楽と詩のどちらが重要かというアレゴリーでもあるのだが、とても華やかな作品。

音楽はロマンチックだし、「オペラ座の怪人」そのままの巨大シャンデリアが輝く舞台装置は圧巻だし、ヒロインの衣装も「エリザベート」さながらの豪華さ。しかも、ヒロインを演じるソプラノの北欧出身のクリンゲルボーンは、まるでハリウッド女優のような金髪美人で、ふくらみのあるきれいな声とちょっとお茶目な表情が魅力的でうっとり。
中盤は多少メリハリにかける気がしたが、舞台上の室内楽として演奏される前奏曲、客席から登場するヒロイン、どこかコミカルな召使たちの動きなど、カールセンの演出は楽しい。特に 最後、ヒロインの独唱で盛り上がった刹那、突然舞台装置が全部取り払われて、舞台裏がむき出しになる演出にびっくり。芝居なら、コクーンとか新国立で時々見たことのある手法だけど、オペラで見たのは初めて。

Capriccio by R,Strauss
指揮 Hartmut Haenchen
演出 Robert Carsen

伯爵夫人Solveig Kringelborn
音楽家フラマン Charles Workman
詩人オリヴィエ Tassis Christoyannis
ラ・ロッシュ Jan-Hendrik Rootering

旅行中にオペラ鑑賞したい場合、旅行代理店にチケットの手配を頼むと高いけれど、オペラ座のサイトで事前に直接プログラムの確認とチケットの購入が可能(英仏語):オペラ座
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by MadameSanma | 2007-09-21 14:51 | イベント&スペクタクル