カテゴリ:パリからの旅( 76 )

フランスのクリスマス市 その弐 : Colmar sanpo

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コルマールはアルザスのワイン街道沿いにある古い歴史を持つ小さな町。ストラスブールからはローカル線で30分。旧市街にはアルザス地方の伝統的な家並みが今も美しく残されていて、まるで童話の世界。到着したときには、もう夜だったので、クリスマスのイリュミネーションで町全体が幻想的な雰囲気にすっぽりと包まれていた。

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マイナス8度にまで冷え込んだ空気に、クリスマス市の灯りが温かい。
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一夜明けて、翌日。コルマール駅前もすっかりクリスマス仕様。
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コルマールに来たら必見は、ウンテルリンデン美術館。13世紀の修道院の建物を利用した美術館で、ここに展示されているグリューネヴァルト作の「イーゼンハイム祭壇画」は、サンマが無知と偏見と独断で選ぶフランスで見られる絵画ベスト・テンの一つ。
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さて、ここもクリスマス市が賑やかなことで有名。
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町そのものが童話の世界なので、クリスマスの飾り付けが出来すぎなほどによく似合う。
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アルザス地方の民族衣装を着た人形。
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家々の窓辺も、それぞれに思い思いの飾り付けが。
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いかにも手作りの飾りが可愛い。
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ランジェリー屋さんの店先で、ニヤニヤと嬉しそうなサンタのおじさん。
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お昼に食べた豚肉とキノコの煮込み、シュークルート添え。もちろん、フランスではヴァン・ショーと呼ぶホット・ワインと一緒に。
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運河沿いに美しい木組みの家が立ち並ぶ小ヴェニス地区。
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今回のお土産は、アルザス・ワイン、シュトーレン、アルザス風ブリオッシュのクグロフ、七面鳥のテリーヌ、そしてアルザス焼きのグラタン皿。
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Colmar観光局
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by MadameSanma | 2007-12-22 17:44 | パリからの旅

フランスのクリスマス市: Strasbourg

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フランスでクリスマス市といえば有名なのがドイツとの国境沿いの町ストラスブール。パリ東駅からTGV東線で2時間半。

一説によれば、ストラスブールのあるアルザス地方はクリスマス・ツリー発祥の地だそうな。クレベール広場に毎年飾られる巨大なモミの木。
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ヴォージュ山地から切り出された赤い砂岩で作られたフランス・ゴシック建築の白眉、ノートルダム大聖堂。第二次大戦中にこの地を占領したヒットラーはこの大聖堂を見て「この宝石をいつかフランスに返す必要があるのか」とつぶやいたそうな。
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内部は、大きなタペストリーで飾られている。
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16世紀に作られた天文時計。15分ごとに人形が一つ動き、12時になるとキリストと使徒たちの人形が現れる。
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クリスマス市は、この大聖堂の回りをはじめ市内のいくつかの場所にわかれて開かれている。
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売られているものはクリスマスの飾りが中心だが、シュツットガルトに比べ食べ物の屋台が少なくて、代わりに地元名産のフォアグラやチーズ、ソーセージ、ハチミツなどを売る店が多い。
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ストラスブールのシンボル、コウノトリ。
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塩のツブツブがいっぱいついたパンのプリッツエル。日本で言えば、お塩でにぎったおにぎりみたいなもの?
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市内のあちこちの建物にもクリスマスの飾りが。
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バカラのシャンデリアが輝く通り。
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ワンちゃんも赤いクリスマス・カラーのバンダナ。
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お昼を食べたレストラン。
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アルザス地方のタルト、フランベ。薄いパイ生地の上にチーズソースを塗って、玉ねぎとベーコンを乗せて焼いてある。美味♪
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手前は牛肉の煮込み、ブッフ・ブルギニョン、後ろはこれもアルザス名物シュークルート。
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ストラスブールには、アルザス地方特有のコロンバージュと呼ばれる木組みの家がたくさん残されている。ここも、もちろんユネスコの世界遺産。
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運河の周りに木組みの古い家が並ぶプチット・フランス地区。
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東方の三賢人の人形。
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ブリオッシュ似たアルザス地方のパン、クグロフを焼くときの陶器でできた型。
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大聖堂近くのケーキ屋さんで、3時のオヤツ。パリで活躍する有名パティシエの多くはアルザス地方出身だそうで、そのせいか市内はお菓子屋さんが多い。
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オヤツを食べている間に、あたりは暗くなって・・・。
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このあとはコルマールへ。
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by MadameSanma | 2007-12-20 16:36 | パリからの旅

ドイツのクリスマス市:シュツットガルト sanpo

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パリのクリスマス市があまりに寂しかったので、思い立って本場ドイツへ日帰りで遠足を敢行。行き先はシュツットガルト。ドイツにはクリスマス市で有名な町がいくつかあるが、その中で一番フランスに近くて、ドイツでは2番目に古いクリスマス市の歴史を持つ町。近いといっても直行のTGVで片道3時間半!でも今年6月にパリから東へ行くTGVが開通する前は6時間もかかっていたそうな。

シュツットガルトは車メーカー・ベンツの城下町で、日本でいえば豊田市みたいなところ。そのせいか、駅の時計台の上にもベンツのマークが。
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その駅前通りからすでにクリスマス市は始まっていて、教会や宮殿、美術館のある中心の広場を中心に200軒もの小屋が立ち並ぶ。
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シュツットガルトのクリスマス市の特徴は、屋根の上に、キリスト生誕劇やグリム童話などの飾りが乗っていること。
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ドイツといえば鉄道模型もお家芸。マニアなら大喜びのメルクリンが走る大きなジオラマ。
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ミニ蒸気機関車も。
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売っているのはクリスマス・オーナメントからドイツ自慢の家庭用品まで様々。
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懐かしいくるみ割り人形。
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人形の家用の家具
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ドイツのクリスマス用フルーツ・ケーキのシュトーレンはドレスデンが有名だそうで、ドレスデンのシュトーレンを売る店。
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もちろん食べ物屋さんもたくさん。
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ドイツ名物ソーセージ。
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ニョッキの入ったザワークラウト
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クリスマス市といえば忘れてはいけないのが「グリューワイン」、スパイスの入ったホットワインのことで、大きなタルからなみなみと注いでくれる。グリューワインの入れ物はデポジット制で、カップを返すとデポジットも返してくれるし、カップをお土産に持ち帰っても良い。とにかく寒いので、暖かいワインは体に嬉しい。アルコールに弱い私でも大丈夫。
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夕方になると、あちこちで市民や子供たちのミニ・コンサートが始まる。前に置いたピンクのブタさんの募金箱が可愛い。
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夜になるとライトアップされて、さらにきれい。
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朝7時半パリ東駅発のTGVに乗って現地着11時。帰りは19時発のTGVでパリ戻りが22時半。行き帰りの電車の中ではぐっすり寝てしまったけれど、2007年6月にTGV東線が開通したおかげで、パリからの日帰りでもたっぷり本場のクリスマス市が楽しめる。
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by MadameSanma | 2007-12-15 19:31 | パリからの旅

アトラス山脈

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マラケシュは、標高3000メートル級の山が連なるアトラス山脈に囲まれている。一面のオリーブ畑を抜けて車で30分も走れば、もう山の中。
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赤い粘土層の山肌と青い空のコントラストがきれい。
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ウリカ渓谷は、マラケシュ市民お気に入りの日曜日のお出かけ場所。市内より涼しいので、特に夏は避暑客でにぎわう。
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川に沿って、タジンを食べさせるレストランが並ぶ。
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コンロの上のタジンは、日本で言えば釜飯みたい。
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観光客も多いので沿道にはおみやげ物屋さんも。マラケシュで売っている壷の多くは、この地方が作られているそうな。
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山の斜面に建つベルベル人の村落。
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村の子供たちが売っていた果物。サクランボとリンゴをあわせたような食感の上品な甘さの果物。
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アトラス山脈最高峰のツブカル山(4,167m)への登山口であるイムリル村。
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村のレストランで食べた野菜のタジン。
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村から歩いて30分くらいの山の中にある古い城砦の中に、アメリカ人が経営する外国人観光客用の高級リゾートホテルがあったのにはびっくり。車が通れないのでロバで荷物を運ぶ。Hotel du Toubkal
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ツブカル山や付近のベルベル人の村を望むホテルのテラス。
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マラケシュ旅日記も、これでおしまい。
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by MadameSanma | 2007-11-27 16:34 | パリからの旅

マラケシュ 番外編 猫ちゃん天国

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マラケシュの町は、猫がいっぱい。みんな野良ちゃんだけど、追い払われることもなく、のんびりとお昼寝している。

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スークの中で、肉屋さんが肉を切る台の下という特等席に陣取っていたコ。
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朝の身だしなみのお時間。
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スルタンのお墓の横で瞑想にふけるコ。
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私が泊まったホテルのロビーで。それなりにちゃんとしたホテルだったのに、猫がロビーのソファーで寝ていても、誰も追い払わない国って、いいなぁ。
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屋根の上にはコウノトリも。
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by MadameSanma | 2007-11-26 15:54 | パリからの旅

マラケシュ グルメ編

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★ジャマ・レストラン JAMA Restaurant
モロッコといえば、まずタジン料理。タジンとは、煙突型のフタのついた土鍋で蒸し煮にした料理のことで、上の写真は、チキンとレモンのタジン。柔らかく煮込まれた鶏肉とほっこりしたジャガイモが美味。

バイア宮殿からジャマエルフナ広場に向かう通りで見つけたお店。
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Rue Riad ez Zitoun et Jdid

★シェ・アリ Chez Ali
モロッコの原住民ベルベル人の伝統的音楽やダンス・ショーが見られるレストラン。モロッコ版ディズニーランドみたいな出来すぎの観光客専門の店であるが、運良くお祭りにでもめぐり合わない限り見られない有名なファンタジアと呼ばれるベルベル人の戦士による騎馬スペクタクルが見られる唯一のチャンスと聞いて、行ってみた。
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豪快な羊の丸焼き。これで6人分。
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モロッコ料理の代名詞、クスクス。肉は野菜の下に埋め込んで、これ見よがしに外からは見えないようにするのが正式な盛り付け方だそうな。野菜もいっぱい食べられるし、さっぱりとした味は日本人好み。
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パスティーヤと呼ばれるモロッコ風パイ。お菓子にも料理にも使われ、これは、クリームとナッツとハチミツをかけてミルフィーユ風にしたデザートで、パリパリ感がとっても美味。
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広い馬場で行われるファンタジアは、走っている馬の上で、後ろ向きに座ってみたり、馬から下りて一緒に走ったり、大勢で一斉に走ってきて発砲したりで、それなりに迫力はあったが、照明設備が整っていないので、暗くて良く見えなかった。市内から少し離れているので、ホテルや旅行会社で送迎つきのツアーに参加するのが便利。

★ジャマエルフナ広場の屋台で。
ソーセージ屋さん。ネット上の評判では33番のソーセージ屋台が美味しいとのことだったが、確かに一番混んでいて座れなかったので、私はお隣の32番で。それでも十分美味しかったけど。
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席に座ると、何も注文しなくても、炭火で焼いた羊のソーセージとソースとモロッコ・パンが出てくる。
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スープ屋さん。
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ヒヨコ豆とレンズ豆とトマトを使ったハリアと呼ばれるスープ。ミネストローネをドロドロにしたような味で、ほのかな酸味がとっても美味しくて、モロッコ滞在中毎日のように食べちゃった。このスープを、シュバキアというお菓子と一緒に食べるのがモロッコ風。カリントウとドーナッツを合わせたようなハチミツのたっぷりかかった揚げ菓子で、不思議なことに、確かにスープによく合う。
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お茶屋さん。
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ミント・ティーかと思って注文したら、色々なスパイスが入った強烈な味。昼間は汗ばむ気候でも夜になるとぐっと冷え込むマラケシュで、胃の中から体が温まるようなお茶。一緒に、チョコレートのような黄な粉を固めたようなお菓子が出てくる。
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★パレ・シャフラマヌ Palais Chahramane
上に書いたパスティーヤは、中に肉や魚を入れるとメインの料理になり、ラマダンの断食明けの時に食べるご馳走の一つ。。中でもハトを使ったパスティーヤ・ド・ピジョンが一番美味しいそうで、ただし調理に時間がかかるので、どこのレストランでも食べられるわけではなく、ホテルの人に美味しいお店を紹介してもらった。メディナの中にある宮殿のような雰囲気のお店。

前菜のモロッコ風サラダ。ナスやキュウリや豆類のマリネ。
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お目当てのパスティーヤ。上に砂糖とシナモンがかかった甘いパイ生地でハトとアーモンドを包んだ料理。お菓子のような料理のような不思議な味だが、ちょっとクセのあるハト肉と上品な甘さのバランスがよく、パイのパリパリ感とあいまって、とっても美味しい。
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6 Rue Sidi Bouchouka - Arest Lamaache

★カフェ・デ・ゼピス Cafe des Epices
スークの中のスパイス広場にあるカフェで、ミント・ティーとモロッコ菓子の盛り合わせ。モロッコのお菓子は、アーモンドなどのナッツ類とココナッツとハチミツを使ったものが多く、甘いけれど、クリーム類を使っていない分しつこくなくて美味。
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3階にあるテラスからは、スークが一望できてお勧め。
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★カフェ・アラブ Cafe Arabe
やはりスークの中にあるカフェ。ポットの中は、モロッコ茶とたっぷりのフレッシュ・ミントの葉っぱ。ミント・ティーは一般にものすごく甘くて、パリで飲むときにはいつも甘さ控えめにしてくれるように頼むのだが、現地で飲むと、乾燥した空気にはこの甘さが良く合うことがわかる。
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イタリア人が経営するカフェなので、ここがスークの中とはとても思えないお洒落な空間。ゆったりと長いすにもたれて心地よい風に吹かれているとうとうとお昼寝したくなってしまう。スークめぐりに疲れて一休みしたくなったらお勧めのカフェ。もっとも迷路のようなスークで迷わずに無事たどり着ければ・・・の話だが。
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184 Rue Mouassinee

★ガイドさんのお家に招待されて
モロッコ郊外に遠足したときに案内してくれたガイド兼運転手さんのお姉さんのお家でのティータイム。写真の右に写っているココアのようなものは、アーモンドなどのナッツ類やゴマやハチミツやその他いろいろが混ざったお姉さん手作りのお菓子。これをやはりお姉さん手作りの香ばしいモセリナ粉入りのモロッコパンのはさんで食べると美味しい。
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by MadameSanma | 2007-11-25 17:35 | パリからの旅

イスラムの美

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イスラム建築は、床に近いほうからモザイク・タイル、白いスコッタ(化粧漆喰)、木の羽目板の三層で壁を装飾するのが特徴で、偶像を禁止するイスラム教では、装飾のモチーフは大きく分けて、幾何学模様、植物文様、カリグラフィーの三種類。

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by MadameSanma | 2007-11-24 16:27 | パリからの旅

マラケシュ観光名所

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★アグノウ門 Bab Agnaou
マラケシュのメディナ(旧市街)は、下の写真のような全長19kmの城壁で囲まれていて、いくつかある門から中に入る。上の写真のアグノウ門は、中でもムワヒット朝(12~13世紀)時代の傑作で、半円形のアーチが何重にも取り囲み、豊かな装飾で飾られている。かつてスルタンたちが王宮に行くために通った門であり、処刑された人々の遺体が吊るされた場所でもある。この向こうがカスバ。
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★バイア宮殿 Bahia
19世紀に当時のスルタンに仕えていた高官が建てた宮殿で、4人の正妻と24人の愛妾が住んだ豪華な部屋を含む150もの部屋がある。
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応接間。
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アトラス杉を使った天井の装飾が圧巻
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緑豊かな中庭。
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★サアド朝の墳墓
15世紀から16世紀にかけてモロッコを支配したサアド朝のスルタンとその家族の墓で、サアド朝の威光を今に伝える建築物。
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12本の大理石の柱が並ぶ部屋には、サアド朝の全盛期を築いた英君アフマド・アルマンスールとその息子の墓がある。メッカの方向に向かって床に並ぶ白い大理石が墓石。
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お墓の建物。質素な外見の建物の内側に豊かな装飾で埋め尽くされた美しい空間秘めているのがイスラム建築の特徴だそうな。
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アルマンスール・モスクのミナレット。エメラルド・グリーンの装飾が美しく、長い間モロッコのミナレットのお手本となっていた建物。
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★現在の王宮
現在のモロッコの王様ムハンマド6世の宮殿。正面玄関の写真を撮ったら、衛兵がニヤニヤしながらやってきて、「写真は禁止だから削除して」と言われちゃったので、遠くからパチリ。
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★マラケシュ博物館
19世紀に政府高官だった人物が建てた宮殿が博物館になっている。2100㎡の平屋建ての建物で、泉の湧くパティを囲むように豪華な部屋が広がっている。ハマム(蒸し風呂)もある。
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★ベン・ユースフ神学校 Medersa Ben Youssef
16世紀に建てられたイスラムの大学に当たる高等教育機関の建物。コーランのほかに、哲学や数学、天文学、医学などの教育が行われ、北アフリカで最大規模の大学であった。モザイク・タイル、白いスコッタ(装飾漆喰)、木の羽目板という3層に分かれた壁の装飾は、イスラム装飾の特徴。中庭の泉は、礼拝する人が手足を清めた場所。
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中庭に面した礼拝所兼講義室。部屋の奥には、ミフラーブと呼ばれるメッカの方向を示す窪みがあり、その中はとりわけ豪華に装飾されている。
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中庭を囲むように配置されたいくつもの坪庭のまわりには、学生たちの宿舎である小部屋が並び、900人の学生を収容できたそうだ。
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神学校の横にあるベン・ユースフ・モスクは、メディナの中心に作られた最初のモスクだったが、その後破壊され、今あるのは再建されたもの。
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★クッバ・バアディン Koubba Ba’Adyin
クッバとはドーム状の建物のことで、このクッバ・バアディンは、マラケシュを作ったムラービト朝時代の現存する唯一の遺跡。ドームの下に泉が湧いていた。
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ドームの内側。
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泉の水を配水する施設の跡。今は猫ちゃんのお昼寝場所。
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★メナラ公園
ムワヒッド時代に作られた貯水池で、周辺の山から流れてくる水を蓄えていた。今はその周辺が公園になっていて、庶民の憩いの場所。
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まだ他にも色々見所はあるのだが、私はここで時間切れ。
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by MadameSanma | 2007-11-23 18:06 | パリからの旅

迷宮に迷い込んで - マラケシュのスーク

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マラケシュのスーク(市場)は、11世紀の昔から南北を旅するキャラバン隊にとっての交通の要衝で、ラクダを引いてやってくるベルベル人たちが様々な宝物を持ち寄る場所でだったらしい。かつては骨董品市場としても知られ、映画の中でインディー・ジョーンズが失われた聖杯を求めてやってくるのもマラケシュだそうな。
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混沌としているように見えるが、内部は、絨毯、布製品、バッグなどの皮小物、陶器、銅製品など、それぞれ扱う品によっていくつもの小さなスークに分かれ、名前もついている。
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また商人が経営する店のほかに、皮なめしや木工、鍛冶屋 織物職人などが作業をするアトリエもある。スーク内では、ロバが今も重要な運搬手段。
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一応メイン・ストリートというべき道が2本あるのだが、曲がりくねっているし、様々な脇道があるので、あっという間に自分がどこにいるのかわからなくなる。でも、迷っていると、必ず道端から「○○広場はあっちだよ」とか「XX宮殿ならこっちだよ」と声がかかるし、お小遣い稼ぎの押しかけガイドを買って出る子供たちも大勢いる。どうせ50円とか100円程度なので、本当に迷ったら、「○○まで連れて行ってよ」と頼ってしまうのも手である。
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あるいは、近くを歩いている外国人観光客に「私はどこにいるのでしょう?」と尋ねてみる。すると、「いやー、僕たちも迷ってるんだよ。アハハ」と言われ、様々な国籍の観光客が3~4人集まって、地図を見ながらあれこれおしゃべりするのも楽しい。
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それに何より不思議なのは、もう本当に右も左もわからなくなって、足の向くまま気の向くまま歩いていると、突然行きたかった場所に到着してしまうことが1度ならずあり、これもアラビアン・ナイトの魔法かしら。いずれにしろ治安は良いので(と言っても、外国にいることを忘れてはいけません)、迷うことを恐れずに、迷うことを楽しむべき場所。
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扉の向こうは、アラジンの洞窟のよう。
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ベルベル人のバブーシュと呼ばれる皮のスリッパ。
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ミントティー・セット
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魔法のランプ?
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お菓子屋さん
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ここはスークの中にある20世紀初頭まで奴隷市場だった場所で、今はスパイス広場と呼ばれている。
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カフェのテラスからみた広場とスークの屋根。うーん、地震があったらひとたまりもないだろうなぁ。
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へナを売るおばさん
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スパイス類を売るおじさん。
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モロッコの女性は、スカーフを被っていない人も多いが、年をとった人の中にはすっかり顔を隠している人もいる。
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ベルベル風衣装のおじいさん。
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次回はマラケシュ見所編。
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by MadameSanma | 2007-11-21 16:25 | パリからの旅

アラビアン・ナイトの夢 : マラケシュ Marrakech

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寒さとストで混乱するパリを逃れて、地中海を隔てたアラビアン・ナイトの世界、マラケシュへ。マラケシュは、カサブランカや首都ラバドに次ぐモロッコ第三の都市で、1000年の歴史を持つ古都。北アフリカ最大規模のメディナ(城壁に囲まれた旧市街)がある。パリからは飛行機で3時間。

写真は、当時マラケシュを首都としていたムワッヒド朝の君主が12世紀に建てたクトゥービア・モスクのミナレット(モスクに付随して、礼拝の時刻を告げる塔)。この時代は、スペイン南部のアンダルシア地方もモロッコの領土の一部で、このミナレットは、スペイン文化とイスラム文化が融合したイスパノモレスク様式の白眉だそうな。77メートルもの高さがあり、マラケシュのランドマーク。

メディナの中心は、ジャマエルフナ広場。大勢の人と車と屋台が混然として存在する中世そのままの場所で、その奥に迷路のような広大なスーク(市場)が広がっており、広場とその周辺全体が、ユネスコの世界遺産に指定されている。
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広場のモスク。
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広場の回りには様々な物を売る店が立ち並ぶ。
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名物のオレンジ・ジュースの屋台。
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モロッコで欠かせないミント・ティーに入れるミントを売る屋台。
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豆類やイチジクを売る屋台。
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伝統の衣装に身を包んだ水売りのおじいさん。ただし今は観光客向け写真モデルが本業らしく、「フォト、フォト」と言って近づいてくる。
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スークの屋根。林立するパラボナ・アンテナにびっくり。
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広場の回りには、2階や3階にテラスを設けて、高いところから広場を見物できるようになっているカフェがいくつもある。やがて明かりが灯り始め・・・。
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日が暮れて、あたりが暗くなると、今度は食べ物の屋台がいっせいに店開きして、広場には美味しそうな匂いと煙が立ち込める。
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屋台は、それぞれ、シシカバブ、揚げ物、煮込み料理、ソーセージ、スープ、デザートと、料理ごとに分かれてまとまって並んでいる。しかも屋台には番号がつているのでわかりやすい。
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羊の頭肉の煮込みを売る屋台。
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カタツムリの屋台。
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ジャマエルフナとは、アラビア語で「死者の集会」を意味するそうで、かつて公開処刑が行われた場所であることに由来するらしいが、こうしてあたりが真っ暗になると、時を越えてさまよう魂たちが姿を現しても、全然不思議ではないような気がしてくる。
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真っ暗なので写真は撮れなかったが、食べ物の屋台のほかに、蛇使いなどの見世物や占い師、金魚すくいならぬコーラすくいなど、まるでお祭りのような光景が毎晩繰り広げられる。
次回はスーク編。
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by MadameSanma | 2007-11-20 07:33 | パリからの旅