<   2008年 03月 ( 22 )   > この月の画像一覧

夏時間

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先週末から夏時間が始まった。確かにこの2週間くらいであっという間に日が長くなって、午後7時過ぎてもまだ明るい。その上、夏時間で1時間前倒しになったので、西側に面した我が家では、西日がサンサンと差す中でお夕食。なんか変?! でも春というにはまだ寒く、雨続きのお天気。
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by MadameSanma | 2008-03-31 22:49 | パリ

ディジョン Dijon

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14世紀から15世紀にかけてブルゴーニュ公国の首都として栄えたディジョン。マスタードで有名。雨と雪に降られて不調な旅。フクロウがトレード・マーク。

到着したのはちょうどお昼時だったので、まずお昼ご飯。鶏肉のマスタード・ソース。
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13世紀のノートルダム教会。
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ファサードに並ぶ不気味な彫刻。
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11世紀に作られた木造のマリア像。フランス最古のマリア像の一つ。
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教会の壁に彫られた幸福のフクロウ。左手で触ると幸せになるそうで、とみんなが触るので、すっかり磨り減っている。
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ブルゴーニュ公の宮殿。ブルゴーニュ公国はブルゴーニュ地方のみならずベルギーやオランダまで領土におさめ、100年戦争では英国側についてフランス王と戦ったほとの勢力を持っていたそうな。真ん中にあるのはフィリップ善良公が建てた塔。
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フィリップ善良公の塔から見たディジョンの町並み。童話の挿絵のよう。
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塔の階段に彫られた魔よけのコウモリ。
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宮殿の左翼は市庁舎、右翼は美術館になっていて、当時のブルゴーニュ公国の勢力を物語るかのように「小ルーブル」と呼ばれるほどの充実のコレクション。
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見どころは、代々のブルゴーニュ公の墓が展示された衛兵の間。写真は、フィリップ豪胆公の墓。
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フィリップ善良公の足元にうずくまる舌出しライオン。稀典に似てる?!
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いかにも中世っぽい王冠。
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古い建物が残る町並み。
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パリからTGVで2時間。
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by MadameSanma | 2008-03-29 16:07 | パリからの旅

復活祭その2

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チョコレート屋さんだらけのパリでも一二を争う老舗のチョコレート屋さんであるメール・ド・ファミーユのウサギさんのチョコ。可愛くて、食べるのはかわいそうだったけど、おいしそうな匂いに負けて食べちゃった。中はガナッシュ。 あれ?この手はだあれ?
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by MadameSanma | 2008-03-27 01:47 | イベント&スペクタクル

フォントネ修道院 Abbaye de Fontenay

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12世紀に聖ベルナルドが建てたシトー派の修道院。世界遺産。

聖堂。「祈り、働け」の厳しい戒律のもとで修道生活を送るシトー派は清貧を重んじたので、華美な装飾を排した簡素な堂内。かえって荘厳な雰囲気。
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回廊。やはり簡素な作りながら、柱頭には、わずかに植物文様の装飾が見られる。
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集会所。
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聖堂に隣接する共同寝室。15世紀に作られた船底型アーチ天井。修道士たちは、床に直接藁のマットを引いて、いつでもすぐ聖堂に祈りに行けるように修道服のまま眠ったそうな。
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修道院では、近隣の森に狩猟にくる王侯貴族のための犬の飼育も行っていた。
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革命のときに追い出されたので、今は修道士はいない。現在は個人の一族が所有して歴史建造物として管理している。
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パリからは、TGVで1時間半、Montbard駅下車、タクシーで10分ほど。電車の到着に合わせてタクシーが待っているが台数は少ないので要注意。行きに乗ったタクシーに、帰りに迎えに来てくれるようにお願いすること。
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by MadameSanma | 2008-03-26 15:11 | パリからの旅

復活祭

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卵型のチョコを買い損ねてしまったので、代わりにブルゴーニュで買った魚の形のお菓子。
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by MadameSanma | 2008-03-25 00:29 | イベント&スペクタクル

ボーヌ Beaune

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ブルゴーニュ地方のワインの都、ボーヌ。城壁に囲まれた歴史の古い町。毎年11月には世界最大のワインの競り市が開かれる。

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そのボーヌの象徴ともいえるのが、施療院(オテル・デュー)。15世紀にブルゴーニュ公国の宰相だったニコラ・ロランが、貧しい人々のために建てた病院で、ゴシック・フランボワイヤン様式の傑作。中庭を取り囲む色とりどりの七宝を施した屋根が美しい。
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病人が収容されていた貧者の間。奥には礼拝堂がある。
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礼拝堂に飾られていたフランドル地方の画家ロジェ・ヴァン・デール・ヴェイデンの傑作、多翼祭壇画「最後の審判」。
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かつてのブルゴーニュ公の館。
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今はワイン博物館になっていて、ワイン作りの歴史が展示されている。昔のブドウの圧搾機
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さすがワインの都、幼子イエスもブドウの房を抱えている。
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古い建物が残る町並みのあちこちには、ワイン商の酒蔵がある。
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ブルゴーニュ地方で最大の酒蔵、パトリアルシュ・ペール・エ・フィス(Patriarche Pere et Fils)。古い修道院を改造して作った地下5キロにわたる迷路のような酒蔵には何百万本というワインが眠っている。
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酒蔵の見学の最後は試飲タイム。24種類ものワインが試飲できるのだが、アルコールに弱いサンマには猫に小判?
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ブルゴーニュ地方の名物といえば、牛肉のワイン煮、ブッフ・ブルギニョン。
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町の周囲に広がるコート・ド・ボーヌのブドウ畑。
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パリからは、リヨン駅からTGVで2時間弱。
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by MadameSanma | 2008-03-24 06:28 | パリからの旅

パリで一番美味しいバゲットサンド oishii

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日刊紙フィガロの折り込み雑誌フィガロ・スコープの今週の特集は、「パリで一番美味しいハム&バター・バゲットサンドイッチ」。パリ市内の23店舗の中からブラインド・テストで優勝したのは、カルチエラタンにある「クレープリー・デュ・コントワール」というクレープやサンドイッチのお店。

評価ポイントは、パン、中身(ハムとバター)、その両者のバランス、そしてコストパフォーマンスの良さ。

たまたま今日その近くに行く用事があったので,寄ってみた。普通はこの手のお店は、既に出来上がったサンドイッチが山積みになっているのだが、このお店は、客の注文を受けてその場で作ってくれる上に、軽くトーストまでしてくれる。

私が買ったのは、ハム・チーズ・バター・サンド。あまりにおいしそうで、つい写真を撮る前に一口齧ってしまった。まず、パンが美味しい!パリパリなのに、簡単に噛み切れて、サンドイッチにはちょうど良い堅さ。例えばパリのバゲット・コンクールで優勝したようなお店のバゲット・サンドは、確かに美味しいけれど、食べているうちにアゴがくたびれてくるのだが、このお店のパンはちょうど良い噛み応えだし、中身との量のバランスも良い。その上、ハムもジューシーで美味しいし、たっぷりと入っているのが嬉しい。

実は、このお店は、人気シェフ、イヴ・カンドボルドのビストロ「ルレ・ド・コントワール」に併設されているテイクアウト専門店で、パリで一番美味しいクレープ特集のときも上位にランクアップされていた。テイクアウトなので立ち食いはちょっとつらいけれど、近くにスタバがあるので、そこでコーヒーを買ってテラスに座って食べればなおよろし。気候が良ければ、お散歩がてらリュクサンブール公園まで行ってピクニックという手も。

Creperie du Compoir : 9carrefour de l'Odeon 75006 Paris
最寄の地下鉄駅:Odeon
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by MadameSanma | 2008-03-21 02:56 | グルメ

春の映画祭り

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先週末から今週にかけては春の映画祭りで、映画が一律半額以下。なので、話題の映画を3本。

☆北の果てへようこそ Bienvenue chez les Ch’tis
コメディー俳優のダニー・ブーンが自ら監督・出演した映画で、今、フランス映画史上最高の観客動員数を記録しそうな勢いで大人気。

うつ病気味の妻のため身体障害者を装って地中海沿岸への転勤を希望した郵便局員が、ウソがばれて、フランス最北県のブルグという町に単身赴任で飛ばされるというストーリーで、最初は嫌がっていた主人公も、やがてまわりの人々の暖かい人情に触れて・・・というお話。タイトルにある「Ch'tis シュティ」というのはこの地域の人々のことを表す呼称で、この地域では、シュティミと呼ばれる独特の方言を話す。

フランスでは、北部に対して、「寒い、悲惨、粗野なアル中が多い」という偏見があるらしいのだが、それを逆手にとって北部出身のダニー・ブーンが作った映画で、予定調和的なたわない話だけど、笑いの質も泥臭くなくて、方言が理解できず戸惑う主人公や誇張された偏見描写などがとにかくおかしくてゲラゲラ笑えるし、出演者もみんな芸達者だし、なにより故郷に対するダニーの愛着がシミジミ感じられて、鑑賞後感の良い映画。

あまりのブームに、ブルグでは、映画の撮影現場を回る観光コースまで作られたそうな。

監督:Dany Boon
出演:Kad Merad, Dany Boon, Zoé Félix

☆クスクスとボラ La Graine et le mulet
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今年、フランスの映画賞であるセザール賞で、作品賞、監督賞、新人女優賞を受賞した作品で、南仏の港町に暮らす移民を描いた映画。

長年努めた船の修理工場をクビになったお父さんが、廃船を利用して魚のクスクス料理専門のレストランを開こうとするストーリー。まるでドキュメンタリー映画のようにクローズアップを多用して登場人同士の会話を延々と描く手法は独特で、その日常の会話の中に、決して豊かではない移民の家族の閉塞感とか家族愛とか人情の機微を浮かび上がらせる脚本は見事。明るい話でもハッピーエンドでもないのだが、変に深刻ぶらずに淡々とした語り口なのが良い。ただ、その分、多少冗長な印象は免れ得ないのだが、ラストが唖然とするほど唐突で、この思いがけない幕切れで観客をドーンと突き放して、「あとは自分で考えろ」と言うかのような監督の度胸はなかなか。

6人も子供をなした妻と離婚して別の女性とその娘と暮らす口数の少ない初老のお父さんを演じる役者の人生がそのまま刻まれたよう顔が印象的。

監督;Abdellatif Kechiche
出演:Habib Boufares, Hafsia Herzi, Faridah Benkhetache

☆パリ Paris
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日本でも「猫が行方不明」がヒットしたクラピッシュ監督の新作。タイトルどおり、パリという町への思いをそれぞれに抱く人々の群像劇。

重い心臓病にかかったムーラン・ルージュの踊り子の弟とソーシャルワーカーのシングルマザーである姉を中心に、若い学生に横恋慕するパリ史が専門の大学教授や、パリの再開発に取り組む建築家、シャネルのファッションショーに集うお金持ちの女性、市場で働く八百屋さんや魚屋さん、パリを目指してやってくるアフリカ人の移民など、様々な人の生活を通してパリの多様な側面が描かれる。

大学教授が語る栄光のパリの歴史とパリを目指して海を渡るアフリカ人の描写を交互に挟むなどアイデアは良いのがだ、全体的にはなんとなく散漫な印象。でもパリの風景は美しく、住んでいるくせに「ああ、パリに行きたい」と思っちゃう。クラピッシュ映画常連のおばあちゃんも健在。

監督:Cédric Klapisch
出演:Juliette Binoche, Romain Duris, Fabrice Luchini
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by MadameSanma | 2008-03-19 16:42 | イベント&スペクタクル

日の長さ

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ついこの間まで、朝は8時ならないと明るくならなかったし、夜は5時には真っ暗だったのに、いつの間にかずいぶん日が長くなった。今月末にはもう夏時間が始まる。

稀典と朝イチのお散歩。
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by MadameSanma | 2008-03-18 15:21

コメディー・フランセーズの舞台裏

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コメディー・フランセーズの舞台裏を見学するツアーに参加した。もともとガイド付きで劇場内部を見学するツアーは定期的に行われているのだが、今回私が参加したのは、人数限定の特別ツアーで、座員の1人が「もぐりのガイド」に扮して、みんなで正規のツアーのふりをしてこっそり普通は入れない舞台裏をのぞいてしまおうと趣向である。

「もぐりのガイド」役の人は、さすが役者で、たくみなしゃべりで仲間の座員の失敗談などを面白おかしく語りながら、劇団の生活を紹介してくれる。モリエールが座っていた椅子とか、出番待ちをする座員が集まるサロンとか見学したあと、一番の見どころは各座員の楽屋。出番に関わらず常に用意されているので、楽屋というより劇場内の座員の私室というべきか。学生用のワンルームマンションくらいの広さがある部屋に、化粧台のほかベッドやソファー、テレビなどが置いてある。どの人も、化粧前は意外と乱雑。

衣装係がルーブル美術館の絵からヒントを得てデザインしたという「シラノ・ド・ベルジュラック」の登場人物の1人の衣装。
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コメディー・フランセーズには60人ほどの座員がいるのだが、正座員と準座員がいて、正座員は1人一部屋、準座員は2人で一部屋。「もぐりのガイド役」の人は準座員だが、「ボクは最古参の準座員だから、1人一部屋なんだ」そうで、あとで調べたら、確かに普通準座員で入団して何年かすると正座員になるのに、彼は1996年からずっと準座員。

ちなみに、トップの写真は劇場の正面階段であるが、この写真を撮った窓は、階段側から見ると鏡なのだが、実はマジック・ミラーで、楽屋側から観客の様子を見られるようになっている。なので、「いくら芝居がつまらなくても、帰りにこの階段を下りるときには、いかにも面白かったわぁという表情をするんだよ!」。

最近見た芝居に出ていた正座員の1人が、なぜかツアーに参加していて、舞台で見た時にちょっとかっこいいなぁと思っていたので、まじかで見られて嬉しかったわん。
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by MadameSanma | 2008-03-17 15:44 | パリ