いかにもアルプスの登山電車らしい赤い車体の電車。 ハイキングコースがちゃんと整備されており、標識もあるので、地図が読めない方向音痴の私でも、なんとか目的地に到着できる。 標高4000m級の山並みを眺めながらのハイキング。 時には急な岩場を登ったり、 氷河沿いの崖を歩いたり。 この時期、草原は一面のお花畑。 次の休憩は、谷間のお茶屋さんで。でも、下りは登りより簡単そうに見えて、実は滑らないよう太ももやふくらはぎに力を入れて降りるので、筋肉が悲鳴をあげる。 右側の山の向こう側から延々と登って降りてきました。 麓近くでは、森の中を歩きます。 山間の集落。 ハイキングコースの途中には、いくつかの湖がある。 万年雪を被る山並みと大氷河。 フィンデルン氷河。 標高4634メートルのモンテ・ローザを望むゴルナー氷河。 急な崖をよじ登ってやっとたどり着いた尾根道には雪が残っていた。 さあ、お昼。ゴルナーグラートの伝統的な豪華な山岳ホテル、クルムホテル。 スネガ展望台。 マッターホルンを見ながら。 山道で後ろから追い抜いていったマウンテンバイクのグループ。 ワンも山歩き。 草を食む羊たちのベルの音が、谷間に響き渡る。 ロープーウェーの駅の日陰で休んでいた羊の群れ。 山道ですれ違った山羊の親子。 遠くに見えたマーモットのカップル。 かつてはアルプスの山岳救助犬として有名だったセントバーナードは、今では重すぎてヘリコプターに乗れないため、観光客相手の写真のモデルに。 滞在中ずっと雲で覆われていたマッターホルンの山頂が、帰る日になって、やっときれいに見えた。 初日のコース (6時間) Blauherd ⇒ Rothorn Paradise Sunnegga Paradise ⇒ Tufteren ⇒ Ried ⇒ Zermatt 二日目のコース(7時間) Riffelberg ⇒ Gornergrat ⇒ Kelle ⇒ Gruensee ⇒ Moosjisee ⇒ Findeln ⇒ Sunnegga Paradise パリからは2回電車を乗り継いで7時間の旅。お土産は、バリバリの筋肉痛。 #
by MadameSanma
| 2008-08-05 15:42
| パリからの旅
今は使われなくなって雑草に覆われた駅のホームと線路を見下ろすガラス張りのテラスがレストラン・スペース。 空調ダクトがむき出しの高い天井と真っ赤なソファーの組み合わせが、パリというよりロンドン風? かつての駅のホームは、猫ちゃんの遊び場。 お食事メニューは、それそれ国名がついた多国籍?料理で、私が食べたのは、エビのグリルやムール貝のマリネ、オムレツ、チョリソー、サラダの盛り合わせの「スペイン」。なかなか美味。 ムッシュが食べたのは、キノコとバジリコのペンネの「イタリア」。 かつての駅構内は入場無料のライブ会場で、この日は、ガンガンのロック・コンサートで盛り上がっていた。 パリも、19区や20区になると、中心部とはちょっと違ってどこかのんびりとした雰囲気。近所の猫横丁。 不思議な落書きが残る路地。 1920年代にたくさん作られたレンガの外装が素敵な公団アパート。 この近くで生まれたエディット・ピアフの記念碑。 Fleche d'or : 102 bis rue de Bagnolet 75020 #
by MadameSanma
| 2008-08-03 15:07
| パリ
「サクランボの実る頃」という有名なシャンソンの名前がついたこの界隈で評判のビストロは、パリ・コミューンにゆかりの場にふさわしく労働者共同組合の経営。このシャンソンは、もともと儚い恋の歌であるが、弾圧されて殺されたパリ・コミューンの兵士たちを偲ぶ歌となった。 いかにも下町の食堂風の雰囲気のビストロにふさわしい内臓ソーセージのアンドゥイエット。以前のブログに書いたトロワの上品なアンドゥイエットに比べると、かなり強烈な匂いだけど、多くの客が注文する人気のメニュー。 こちらはブタの血のソーセージ、ブーダン・ノワール、リンゴとタマネギ入りのノルマンディー風ソースで、食べやすい。 このビストロの前には「サクランボの実る頃」の歌詞に出てくる「からかいツグミ」の名前がついたパブもある。 横の通りには、「パリ・コミューン友の会」の事務所があった。 Le temps des Cerises : 18 rue de la Butte aux Cailles 75013 最寄の地下鉄: Place d’Italie #
by MadameSanma
| 2008-08-02 16:19
| グルメ
アルセーヌ・ルパン・シリーズの「奇巌城」の舞台となったノルマンディー地方の英仏海峡に面したエトルタ。モネやクールベが好んで描いた場所としても有名。 両側を海に突き出した断崖絶壁に囲まれたこじんまりとしてきれいな浜辺。 海に向かって右側のファレーズ・ダモン(アモンの崖)。 左側がファレーズ・ダヴァル(アヴァルの崖)。岩のアーチの向こうに見えるのがエトルタの針と呼ばれる海から突き出した岩。 両方の崖とも上に登ることができる。 アモンの崖の上にある教会。 このあたりの海岸は、延々と白い断崖が続いている。断崖の上は平らな台地で、海岸線にそって遊歩道が整備されているので、美しい風景を眺めながら海風に吹かれてハイキング。 アモンの崖の上は、麦畑と牧草地。 アヴァルの崖。 エトルタの針。 アヴァルの崖の上は、海を見下ろすゴルフ場。 断崖の下には、人が入れないきれいな浜辺が点在している。 でもカヌーに乗って行けば、きれいな浜辺を独り占め。 海に突き出した岩の上は、カモメの天国。 アヴァルの崖の中腹に建つホテル、ドーミー・ハウス。反対側のアモンの崖が見渡せる。町中に近いのにカモメの鳴き声しか聞こえない静かなホテル。 パノラマ・レストラン。 ヒラメのソテー。 ノルマンディー特産のリンゴを使ったデザート3種盛り合わせ。 #
by MadameSanma
| 2008-07-28 17:05
| パリからの旅
カルチェ・ラテンにあるフランスの偉人をまつるパンテオンは、フランス新古典主義を代表する建物。 でもパンテオン見学前にまずは腹ごしらえ?のランチ。日本にも進出済みのコスト・パフォーマンスの良さで人気のビストロ、ル・プレ・ヴェールで。前菜は、イワシのエスカベーシュ。 メインは、トロトロに柔らかい子豚のクリーム・ソース。 デザートは、アプリコットのコンポートとナスのアイスクリーム?! パンテオンは、もともと18世紀にパリの守護聖人である聖ジュヌヴィエーブのために建てられた教会であったが、革命期に俗化されてフランスの偉人を祀る墓所となったそうな。 フーコが、地球が自転していることを証明するために初めて振り子を吊るして公開実験を行ったのが、このパンテオンの大ドーム。 パンテオンの地下墓所に眠るのは、ディドロ、ルソー、ユーゴ、ゾラ、デュマ、マルローなどなど。写真は、キュリー夫人のお墓。 パンテオンの隣にある15世紀のサン・テチエンヌ・デュ・モン教会にも、パスカルやラシーヌのお墓がある。 さて、早くもオヤツの時間となり、パンテオン近くの横丁にあるサロン・ド・テのサロン・デュ・パンテオンへ。カトリーヌ・ドヌーブが内装デザインを担当したというお洒落な店内は、広々としてテラスから差し込む光も明るいとても居心地の良い空間。 チョコとノワゼットのケーキ。奥に見えるのは柑橘類のケーキ。かなりボリュームがあり食べきれるかしらと思ったけれど、美味しくて気付いたら全部食べちゃって、恐るべき私の胃袋。 古い映画館の2階にあり、表には看板も出ていないまさに知る人ぞ知る隠れ家的カフェであるが、私の胃袋よりさらに恐るべきはニッポンのマスメディア。私たちが行ったとき、雑誌の撮影隊がパシャパシャとフラッシュを炊いて撮影中で、せっかくの素敵な雰囲気が台無しでちょっとがっかり。 Le Pre Verre : 8 rue Thenard 75005 Paris 地下鉄:Maubert-mutualite Salon du Pantheon : 場所はナイショ?! サンミッシェル大通りからパンテオンに向かう通りを左に入った横丁に面している。 #
by MadameSanma
| 2008-07-24 15:26
| パリ
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