フランスでは、夏と冬の二回、決められた日にいっせいにバーゲンが始まる。今年のバーゲン開始は6月27日。法律できちんと決められていて、バーゲンの1ヶ月以上前から店頭で売られている商品しかバーゲン品にはできず、バーゲン専用の商品を置くことは許されない。値札には値下げ前の値段もきちんと表示しなければらなず、バーゲン中でも普段と同じように不良品は修理したり交換に応じなければならない。しかも、エルメスやシャネルなどの高級ブランドもちゃんとセールをやる。なので、話の種にエルメスのバーゲン初日にもぐりこんでみることにした。
9時開場に対し「朝6時ごろから並んでいる」とか「いやいや前日から並ぶ人もいる」との噂に恐れおののきながら、何時に行こうか悩んだ挙句、結局開場の1時間前に行ってみたら、入り口の行列は長さは500メートルぐらいしかなかった。始発電車で行ってもすでに長蛇の列ができている宝塚のチケット売り出し初日を経験している身には、これなら楽勝。1時間半ほど並んで、もう中に入れちゃった。 驚いたのは、会場にいる人の4分の1くらいが日本人だったこと。話し声に耳を傾けてみると、毎回来ているらしい人もいる。またグループで来て山のように商品を買い込んでいる人たちもいて、どう見てもご商売の方々だわ。実際、エルメスの総売上の40%が日本での売り上げだそうで、こうしてフランスで買う日本人の分も合わせたら、70%くらいを日本人が買っているのかも。会場での支払いに使えるカードのリストにもちろんJCBもあった。日本人しか持っていないクレジット・カードなのに。 並べられている商品は、靴、ベルト、服、スカーフ、バック、財布小物など。でも、バーキンやケリーなどのレザーバッグはなかった。 でも本当に安い!30%くらいの割引かなと思っていたら、半額かそれ以下の値段のものもある。もちろん元値が高いので、半額でも高いことに変りはないけれど、でも、これは何か買わなきゃソン!というバーゲン特有のアドレナリンがふつふつと沸いてきて、冷やかしのつもりがつい本気に・・・いやいや危ない、危ない、触らぬ神にたたりなし・・・ということで、財布のひもをしっかりと握り締め早々に会場を後にしたサンマであった・・・と書いたところで、信じてもらえるかしら。 バーゲンの熱気で疲れたお昼ゴハンは、マドレーヌ広場の片隅にある中華屋台のマーボウナスご飯。6.5ユーロ。しっかりピリ辛で美味しい。
by MadameSanma
| 2007-06-28 06:47
| イベント&スペクタクル
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