12世紀に聖ベルナルドが建てたシトー派の修道院。世界遺産。 聖堂。「祈り、働け」の厳しい戒律のもとで修道生活を送るシトー派は清貧を重んじたので、華美な装飾を排した簡素な堂内。かえって荘厳な雰囲気。 回廊。やはり簡素な作りながら、柱頭には、わずかに植物文様の装飾が見られる。 集会所。 聖堂に隣接する共同寝室。15世紀に作られた船底型アーチ天井。修道士たちは、床に直接藁のマットを引いて、いつでもすぐ聖堂に祈りに行けるように修道服のまま眠ったそうな。 修道院では、近隣の森に狩猟にくる王侯貴族のための犬の飼育も行っていた。 革命のときに追い出されたので、今は修道士はいない。現在は個人の一族が所有して歴史建造物として管理している。 パリからは、TGVで1時間半、Montbard駅下車、タクシーで10分ほど。電車の到着に合わせてタクシーが待っているが台数は少ないので要注意。行きに乗ったタクシーに、帰りに迎えに来てくれるようにお願いすること。
by MadameSanma
| 2008-03-26 15:11
| パリからの旅
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