![]() ママのママとパパはボクのおねだり攻撃にとっても弱いので、ママの目を盗んで、いっぱいオヤツをもらっちゃおうっと。 ■
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by MadameSanma
| 2007-12-29 07:03
| ワンコ
![]() 日刊紙フィガロの折込別冊フィガロ・スコープは、時々「パリで一番美味しい○○」特集をやるのだが、今週の特集は「マロングラッセ」。25のお店のマロングラッセをブラインドテストして第一位に選ばれたのが、ラ・メール・ド・ファミーユ。このお店、私は知らなかったのだが、1761年創業のパリで最古のチョコレート屋さんらしい。パリ市内に7店舗ほどあり、昨日、たまたまクレール通りのお店の前を通ったので、買ってみた。 マロングラッセは、本来11月半ばから1月末ごろまでしか店頭に並ばない季節限定のお菓子だそうな。美味しいマロングラッセの決め手は、まず外観。できるだけ薄くきれいにアイシングされていることが第一条件。栗の大きさは直径3センチくらいが最適で、それより小さいと栗が硬くなる。口当たりは、柔らかく溶けるようでなければならず、中央にシロップが一滴くらい残っているのが新鮮さの証拠。何より砂糖と栗の味のバランスが肝心で、口に含んだときにしっかり栗の香りがすることが大事だが、柔らかく溶けるような食感に対して、あまり栗の味が強すぎてもいけない・・・etc。うーん、マロングラッセって奥の深いお菓子なのね。ついでに、栗はフランスのアルデッシュかイタリアのトリノ産がお勧めだそうな。 というわけでさっそく試食してみた。確かにとても柔らかくて、栗の風味がしっかりと味わえて、適度な甘さが幸せな美味しさ。ただ考えてみるとマロングラッセは高いので、めったに買ったことがなく、他のお店に比べてどのくらい美味しいかは私にはわからないけど。だって、このお店のマロングラッセも、5個で12.8ユーロもする。手間をかけて作られるお菓子なので、高いのは仕方ないらしい。 ちなみに、フィガロ・スコープも驚きの結果と報じていたが、スーパーマーケットのモノプリで売っている量販ブランドのゴーミヨーが、メゾン・デュ・ショコラやジャン・ポール・エヴァンなどの高級チョコ・ブランドを押さえて第三位にランクインされていた。2位はピエール・マルコリーニ。 La mere de Famille 本店: 35 rue du Faubourg Montmartre 75009 Paris ■
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by MadameSanma
| 2007-12-27 16:35
| グルメ
![]() 前菜は、イチョウガニとメロンのハーブ寄せ。カニの香りが感じられる一品。でも、友人が選んだフォアグラのほうが美味しそうだったのがちょっと悔しい。 ![]() メインは、本日のシェフのお勧め、子牛の頭肉。どちらかというとビストロ・メニューのような気がするが、さすがにお勧めだけあって、じっくり煮込んだ頭肉のネットリとした食感と爽やかなエストラゴンのソースの組み合わせが上品で美味。リド・ヴォーも添えてある。 ![]() デザートは、オレンジを使った三種のデザートの盛り合わせ。 ![]() でもすごかったのはこれからで、デザートのほかに、4種類のプチフールが乗ったプレートがテーブルに置かれたのに続き、小さなガラスのコップに入ったぜリー、サヴォア地方の銘菓というスポンジ・ケーキ、各種マシュマロ、チョコレートの盛り合わせが次々と運ばれてきて、最後は笑ってしまった。もうお腹一杯。 内装は豪華で貴族の館のサロンでお食事をしているという雰囲気だが、それほど広くないのと、適切で親切なサービスのおかげで、気取らずにゆったりと食事が楽しめる。レストランに入るや、支配人が「ようこそ」と笑顔で迎えてくれるのも嬉しい。まさにパリならでは歴史を感じさせるレストラン。予約はお早めに。 Le Grand Vefour : 17 rur Beaujolais 75001 Paris 01 42 96 56 27 ■
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by MadameSanma
| 2007-12-26 18:15
| グルメ
![]() 日本から来た友人がシャンソニエに行きたいというので、モンマルトルにある有名なシャンソニエ、ラパン・アジルに行ってみた。かつては、ユトリロやピカソも通ったという老舗のシャンソニエであるが、今はかなり観光化している。聞く方もお年寄りが多いが、歌うほうもかなりの高齢者。赤いランプが灯る小さな部屋でピアノの演奏をバッグに、中央のテーブルに座った6人ほどの歌手が代わる代わる歌う。なんか敬老会の喉自慢大会という気もしないではないが、本来はもっと風刺のきいたおしゃべりをはさんでのパフォーマンスのはずなのだが、外国人観光客が多いとそういうわけにもいかず、日本人の団体相手に「ヤマハ」とか言うのが精一杯。日本で一般に「シャンソン」というと思い浮かぶ歌とはちょっと違うけれど、一定以上の年齢のフランス人なら誰でも知っている懐メロらしく、フランス人の観客は歌手と一緒に歌って楽しそう。夜9時半ごろから始まって夜中の2時まで歌いまくる。 Au lapin agile :22,RUE DES SAULES 75018 Paris ■
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by MadameSanma
| 2007-12-26 17:35
| パリ
![]() 月曜日は常設市場でも普通休みのところが多いが、24日はさすがに特別営業。フランスでは、クリスマスは家族のお祭りなので、お家で家族揃ってご馳走を食べる。なので、肉屋さんや魚屋さんの店先には、ジビエや牡蠣やエビなどいつもより高級な食材がいっぱい並ぶ。鳥の丸焼きも、事前に頼むと好みの内容で詰め物をしてくれるそうな。鳥の丸焼きといっても、鶏だけじゃなくて、七面鳥、ホロホロ鳥、キジと種類も豊富だし、同じ鶏でも、去勢した雄鶏とか、銘柄地鶏とか色々。我が家はオーブンが使えないので、フライパンでも焼ける小さなウズラにしてみた。お店に行ったら、頭ごと売っていて、ギョロっとした目が怖かったので一瞬ひるんだが、ちゃんと頭をとって足を結んで下処理してくれる。よかった。あとは焼くだけ、簡単フレンチ! 稀典も一緒にウズラのモモ肉でクリスマス・ディナー。 ![]() その後は、マドレーヌ寺院に。夜10時からの聖書の朗読やオルガンの演奏とマドレーヌ・コーラス隊の合唱に続いて、11時ごろクレッシュに赤ちゃんのキリスト像が添えられて、深夜ミサの始まり。 ![]() ![]() マドレーヌ寺院の今年のクレッシュは日本仕様だそうなのだが・・・うーん、不気味。 ![]() ■
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by MadameSanma
| 2007-12-25 18:37
| イベント&スペクタクル
![]() いつもブログに遊びに来てくださって、ありがとうございます。 どうぞ楽しいクリスマスを!! ![]() 本当はブッシュ・ド・ノエルよりはシュトーレンのほうが好きなのだが、ショーウインドーに並ぶブッシュを見たら、やっぱり食べたくなって買ってきちゃった。アンヴァリッド近くにある美味しいと評判の行列覚悟のパン屋さん、セッコのブッシュ。フランボワーズ、パッションフルーツ、チョコガナッシュと3種類あり、大きさも2人用から8人用まで4種類用意されている。私が行ったときにはもう2人用が売り切れていたので、これは4人用のチョコガナッシュ。2人分余るので、どなたか一緒にいかがですか?ダークなチョコレートが上品な甘さで、こってり系のチョコが苦手は私にはいわゆる有名チョコ店のケーキよりずっと美味しかった。 「えー、ボクの分は?」by稀典 Secco: 20 rue Jean-Nicot 75005 Paris ■
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by MadameSanma
| 2007-12-24 22:36
| イベント&スペクタクル
![]() サンジェルマンにあるサン・シュルピュス教会内のクレッシュ(キリスト生誕群像劇)は、パリ市内でいくつか見た中で一番立派。キリストが生まれた馬小屋の周囲の村全体を表現した大きなもので、機械仕掛けで人形が動くし、川には水も流れいてる。 ![]() ■
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by MadameSanma
| 2007-12-24 17:55
| パリ
![]() 突き出しは、ダローズお得意のフォアグラを使ったクレーム・ブリュレ。もっと食べたい。 ![]() 前菜は、ホタテ貝とウニのタルタル、アンディーブのカプチーノ・ソース添え。酸味を効かせたホタテの甘みとウニの香りに、ほんのり苦いアンディーブのソース味のハーモニーが美味。 ![]() メインは、バスク地方のブタ肉。脂身をそのまま閉じ込めるように回りをカリカリに焼いて料理してある。かなり濃厚な味だが、添えられたスモーク・マッシュ・ポテトのスモーク味が、そのしつこさを適度に緩和してくれて、美味しくいただける。 ![]() デザートは、ショウガ味のパンナコッタ。こんがり焼けた美味しそうなパンが何種類ものったワゴンも嬉しい。サービスも丁寧だし、お値段はちょっとお高いけれど、伝統的でありながら独創性のある料理と相応のサービスが楽しめて満足。 Helene Darroze: 4 rue d'Assas 75006 Paris Tel:01 42 22 00 11 最寄の地下鉄駅:Sevres Babylone ■
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by MadameSanma
| 2007-12-24 17:51
| グルメ
![]() 小澤征爾指揮のワグナー「タンホイザー」、オペラ・バスチーユ座。 小澤はフランスでは本当に人気があるらしく、オケボックスに登場しただけで、まだ演奏していないのに「ブラボー!」の声が聞こえてきそうなほどの歓声。 吟遊詩人のタンホイザーは、ヴィーナスとの愛欲に溺れながらも仲間のもとに戻ってくるが、「愛の本質」についての歌合戦で、愛の精神性について歌う他の詩人たちを前に愛欲とヴィーナスを賛美して批判され、悔い改めてローマへの巡礼の旅に出るが、法王に許されず、彼を愛する清純なエリザベートの犠牲により救われるというお話・・・なのだが、今回は、演出家ロバート・カーセンがタンホイザーを画家に置き換え、芸術作品のスキャンダラス性と革新性に焦点を当てた大胆な演出による上演。 オペラ・ファンの間ではきっと好みの分かれる趣向であるとは思うが、芸術作品のスキャンダラス性というテーマは、音楽や詩より絵画の方がわかりやすいのは確か。、同時代の批評家たちには酷評された数多くの作品が、今では堂々と「名作」としてルーブルやオルセーに展示されているパリならでのは発想か。プログラムも、表紙はマネの「草上の昼食」だし、オルセー美術館所蔵品のなかでもっともスキャンダルな作品の一つと言われるクールベの「世界の起源」も図版として載っているし。 しかし、かの有名な「タンホイザー序曲」の演奏が始まるや、舞台上に登場する文字通り一糸まとわぬオールヌードの女性にはびっくり。しかも、美しいヒップを見せて横たわるその女性を囲んで、半裸の若い男の子たちがのた打ち回るし、唖然として、これじゃ、誰も序曲なんて聞いていないぞと思っちゃう。 カーセンの演出は以前もキングコングやマリリン・モンローが出てくるオペラを見たけれど、演劇と違ってオペラにおけるあまりに革新的な演出は、メインであるはずの歌や音楽を鑑賞する妨げになるような気もするが、でもオペラは総合芸術なので、そのすべてを受け入れられる懐の深さがあって初めてオペラを鑑賞する資格があるのかとも思う。 いずれにしろ、演奏も歌手も、この「奇抜な」演出に負けないほどの迫力。特にタンホイザーを演じたステファン・グールド(写真)とその親友役のマチアス・ゲルネはすばらしく、壮大で、情感豊かで、深みのある彼らの歌声が、広い会場をすっぽりと包み込む。有名な巡礼の歌も、「夕星の歌」もとてもよくて、オペラ初心者だけど、至福の一夜を堪能。 Direction musicale :Seiji Ozawa Mise en scène :Robert Carsen Hermann :Franz Josef Selig Tannhäuser :Stephen Gould Wolfram von Eschenbach :Matthias Goerne Walther von der Vogelweide :Michael König Biterolf :Ralf Lukas Heinrich der Schreiber: Andreas Conrad Reinmar von Zweter :Wojtek Smilek Elisabeth: Eva-Maria Westbroek Venus :Béatrice Uria-Monzon Photo by Opera National de Paris ■
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by MadameSanma
| 2007-12-24 17:27
| イベント&スペクタクル
![]() 日本にいるワン友達の女の子ちゃんから、とっても可愛い写真つきのクリスマスカードが届いたよ。しばらく会わないうちにすっかりレディーちゃんになっちゃって、それを見たら、僕、突然ホームシックになっちゃった。ママ、そろそろ日本に帰ろうよぉー! えーっ、稀典ちゃん、もう帰りたいの? ママはもっともっといたいのに。 ■
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by MadameSanma
| 2007-12-23 21:28
| ワンコ
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